ボサノバシンガー 田坂香良子 -KAYOKO TASAKA-

ライブレポート

奄美夢紅ライブ

いや〜、もう、本当に幸せな時間でした。
まず、リハーサルで、いつもお世話になっているPAさんと再会。
「おかえりなさい!」の一言に胸が熱くなる私・・・
もともと、前回のライブのとき、帰り際に彼が言ってくれた一言、「かよこさん、次は自分のライブできてくださいね!」。その言葉がとってもうれしくて、なんとかライブがしたいと思って、今回、純さんはじめ、いろんな方に協力してもらって実現したライブでした。
いままでのコバンザメライブとは全く違うライブ・・・・

演奏は、黄昏時から。
ゴザを受付でもらってお客様が一人、また一人と集まってきてくださり・・・
東京&大阪から来て下さったお客様方は一番いい席でもうすっかり黒糖焼酎でいい感じ(笑)。
樹齢400年のガジュマルが、ここでも「お帰り!」といってくれているようで、ここちよい潮風と、波の音につつまれて、最初のステージが始まりました。
"Brisa do mar"があまりにもぴったり!
もう最高の気分で歌いました。
純さんとのいつものトークでリラックスしながら、自然のパワーをいっぱいもらいながらの1ステージが終わったあとは、来て下さったお客様とおしゃべり。
夢紅の純さんライブ、すべてに来ていらっしゃるお客様をはじめ、リピーターの方々が多く、もちろん初めてのお客様もいらっしゃって、リクエストもたくさんいただきました。
そして、2回目のステージ。途中で私が「私たちはお客様を見て、その向こうに海をみて、月を見上げて演奏していい気持ちだけど・・・」と言ったら、純さんからすばらしくロマンティックな提案が・・・
「そうだ!照明を全部おとして、お客様にも海や星空をみてもらいながら、演奏をしよう!」
月明かりのライブ。
生まれて初めての経験。
お月様の光が水面に映ってキラキラと輝き、空を見上げるとゆっくり動く雲の合間にたくさんの星たちが顔をだし・・・
潮風はあくまで心地よく、波の音は静かに歌に寄り添って・・・
あ〜、もう、贅沢すぎる贅沢。幸せすぎる幸せ。
純さんは、やっぱり、すごい!
こんな素敵なアイデアが浮かぶなんて!

夢紅で、それこそ「夢」のような時間を過ごし、ライブは終了。
またまたPAさんにうれしい言葉をいってもらいました。
「こんなに一体感のあるライブは初めてでした!」
ああああああ、もう、うれしすぎる言葉です!

ライブ終了後は、ツアーで来て下さったお客様方と一緒に引き続き夢紅のお庭で打ち上げ。
食べきれないほどの、紅さんの超おいしい手料理と死ぬほどおいしい黒糖焼酎でまたまた至福のときをすごしたのでした。

本当に、本当に、みなさんのおかげで実現したライブ。
すべての方に感謝し、神様に感謝し、幸せをかみ締めながら最高の夜はふけてゆきました。

このライブの模様は奄美在住カメラマン、別府亮さんのブログでも紹介されています。ぜひぜひこちらもごらんください!

奄美在住カメラマン 別府亮さんのブログ

(2008.07.15)