ボサノバシンガー 田坂香良子 -KAYOKO TASAKA-

ライブレポート

奄美大島レポート その1

去年の7月に木村純さんのツアーにくっついて奄美に初めて行って以来、奄美のとりこになってしまった私は、今回も純さんのツアーにくっついて行きました。
残念ながらお天気には恵まれなかったけど、それもいまとなってはいい思い出。
記憶が新しいうちにブログ風に書いてみたいと思います。なにしろ、このごろは三歩歩いたら忘れてしまうという鶏なみの脳みそなので・・・笑

22日
奄美についたら、あいにくの曇り空。
でも、あたまの中はいつでも晴天の私たち。空港から、前回も大変お世話になり、また今回もお世話になる「夢紅」の裏庭までの車の中はピクニック気分。というより、小学生の遠足気分(笑)。
「夢紅」に到着し、オーナーの夢元さん、奥様、そしておばあちゃまにご挨拶し、お庭から海をみながら、奄美に来た実感を味わう。
海をみながら、純さんがギターを弾きだし、お庭に遊びに来ていた、あきちゃんという超かわいい4歳の女の子と一緒に童謡とかを歌いながら、今回もコーディネートしてくださるWさんの到着を待つ。純さんは、あきちゃんに「ぞうさん」の替え歌を歌い、「違うでしょ!」とあきちゃんに突っ込まれていた(笑)
Wさん、到着後、一同、Wさんの案内で、海岸線をドライブしながらこの日の宿泊先である名瀬へ。
6時前に名瀬に到着。到着後すぐ、私はイベントのあるバーマーテルへ行ってリハーサル。マーテルの店長のユウジ君とは去年「夢紅」のライブで知り合い、今回、島のミュージシャンと一緒にイベントに参加することになったので、初めて会うギターの川畑さんとパーカッションの大吾君と1時間ほどリハーサル。
イベントは8時から始まり、インディーズで活躍している島のミュージシャン7組が出演。私は最後に出演するので、出番は10時ごろといわれ、夕食をとりにでかけ9時ごろマーテルへ。ドアをあけたら、もう立錐の余地もないくらい超満員。しかも、平均年齢25歳くらいの若者たちがひしめいていて、熱気とタバコの煙にいきなりくらついてしまった私・・・
4組のバンドの演奏を聴き終わって、最後の私の出番になり、ふと時計をみたら12時半・・・
5時半に起き、一日動き回って、9時からは若者の熱気と音楽の中で過ごした私は、もうそのころにはくたくたになっていたけど(涙)、老体に鞭打ってがんばってとりを勤める。最後の最後に純さんが特別ゲストで出演してくれて、一緒に何曲か歌ってイベント終了。長くて充実した一日が終わった。
奄美の人たちには音楽は生活の一部なんだな、と、出演しているミュージシャン、そして、大勢のお客様をみて実感した夜だった。

(2007.04.26)