たゆまぬ努力
たとえば、鉄の固まりでできた大きなボールがあるとします。
重くて重くてちょっとやそっとでは転がらない。
でも、どうしても動かしたい。
一生懸命、一生懸命、いろんな知恵をしぼって人の助けも借りて、やっと動いたとします。
一度動くと、それからは楽に動きます。
でも、転がり始めたらついつい油断して、押すのをちょっと休憩したりしてしまいます。
そしてふと気が付くと、重いボールは止まってしまい・・・。
また動かすには前より力が必要になったりして、油断したことを後悔する・・・
仕事もダイエットも(笑)、鉄の固まり。
転がすには、常に努力が必要です。
でも、難しいんですよね、これが。
人間と動物の違いは、将来を考えられること、と聞いたことがあります。
象もしゃべる時代だから、もしかしたら、猿あたりは将来設計を考えながら生活してるかもしれないけど(笑)
それはさておき、何においても、少し先のことを考えながら、いつも努力をかかさないことが大切。
わかってはいるんだけど・・・・
いつも消えかけた火にあわてて木をくべるてる私。
消えてしまう前に気付いている(と思ってるだけかも・・・笑)だけ、まだいいかもしれないけど。
花壇に常に花を咲かすには、いつも次の季節に咲く花の種を植えなきゃだめ。
そして水をやって、こまめに世話をやかないとならないのです・・・それには愛が必要。
そうか・・・
努力をするということは自分の人生に愛情をたっぷり注ぐということなのかも。
努力っていうとなんとなく、汗水たらしてってイメージだけど、
愛情をたっぷり注ぐというと、気持ちよくできそうな気がする。
あまり難しく考えないで、自分に愛情をたっぷりと注ぐ。
そうすれば、知らない間に日々努力ができるのかもしれません。
な〜んて、人生そんな甘いもんじゃないかもしれないけどね(笑)
(2006.06)