ボサノバシンガー 田坂香良子 -KAYOKO TASAKA-

コラム

港と都の物語 について

コロナのための外出自粛。
毎日、テレビで不安がつのるニュースを見て、友達とも会えず、孫にも会えず、親にも会えず、ライブもキャンセル・・・。そんな中、なんとか自分を精神的に安定させたいと思い、ある提案を友達にしました。
それは、友達とかわりばんこに一日一話ずつ、物語を紡いでいく、ということ。
プロの脚本家を目指している友達(同年代女性)とど素人の私が、大人の恋愛物語を紡いでいこうというものでした。
友達は快く承諾してくれて、その作業が始まり、毎日一話ずつ交代で書き、ほぼ二週間。全13話。昨日、最終話が友達から届きました。
しっかり勉強もしている彼女が舵をとってくれて、私は風をみながら波に乗っていただけ、という感じでしたが、ただただ書くのが楽しかった。
まず、彼女がタイトルを決めてくれて、第一話を送ってくれました。そのあとそれを受けて私が第二話を。お互い、何の打ち合わせもせず、構想も登場人物のバックグランドも話さず、毎回相手が送ってくれる原稿を見て、次の展開を考えて行く、という手法。本当に、楽しかった。自分が作った登場人物が、命を吹き込まれて一人で歩き始め、ドラマを作って行く・・・。すごくすごく面白かったです。
もし、よかったらななめ読みでもいいので、よんでいただけたらうれしいです。以下、全13話、掲載します!

(2020.05)