ボサノバシンガー 田坂香良子 -KAYOKO TASAKA-

コラム

決意

なかなか思い切れないことってありますよね。
自分の気持ちの中では80%くらい決心してるんだけど、どうしても踏ん切りがつかないとき。
一歩踏み出せば、もしかしたら、まったく違った素敵な世界が広がっているかもしれないのに、砂漠だったり荒野だったりしたらどうしよう、って思ったりして。

「何かが終われば、何かが始まる」

それが、たとえ砂漠であっても、荒野であっても、歩き始めたら、何かが始まるのです。
もしかしたら一緒に歩いてくれる人が現れ・・・・。
いろんな経験と苦労を共にし、2人の絆が強くなり・・・。
な〜んてこともおこるかもしれないわけです。

でも、砂漠で水がなくなったらどうするの?
荒野で毒蛇が出てきたらどうするの??
そうなったら文字通り生死をかけて、あらん限りの考えを巡らせ、なんとか生き残る道を考え出しますよね。きっと。

「不幸と同じだけの幸せがある。不幸と幸せは表裏一体。」

たとえば、不幸だと思う事態になっても、その不幸を経験しないと得られなかったものが必ずあるはず。
それはすなわち幸せってことなのです。得るものがあったわけだから。
こういう風に考えれば、不幸も幸せ。
(幸せも不幸ってことになるけど、これはまあ、あんまり考えなくても・・・ね!)

だから、思い切ることも大事なんじゃないかな。
思い切ってしまえば結構すっきりして、悩んでいたのがウソみたいに目の前に新しい道が開けるような気がします。

と、実はこの文章は自分に向かって書いてます。
一歩踏み出してしまえば、とおもうのですが、その勇気がなかなか・・・・

ちなみに、「」書きは私の人生の師、ギタリスト木村純さんの言葉です。
彼の言葉を説明してコラムに書いてる私は、さしずめイエス様の言葉を伝えるヨハネみたいなもの。
伝道師 Kayoko・・・