ボサノバシンガー 田坂香良子 -KAYOKO TASAKA-

コラム

2016年11月 京都ライブレポート

純さんとAndyのユニット、Nosとの共演・・・
Andyとご一緒するのは、3年ぶり。
最初にこのお話をいただいたときはかなり緊張しました。
というのは、3年前のAndyの印象が「素晴らしいミュージシャンでとってもいい人だけど、ちょっと近寄りがたい人」というイメージだったので。
でも、今回、Nosのボッサ青山でのライブを見に行き、挨拶して久しぶりの再会を喜び、そして、神楽坂のライブのあと打ち合わせを兼ねたライブの打ち上げでいろいろ親しくお話をさせていただいたりして、とっても打ち解けてAndyと話すことができるようになり、私の「近寄りがたい人」というイメージはすっかり払拭されました。
そんなあとの京都ライブだったので、すごくリラックスしてライブに臨むことができました。
リハのとき、初めてAndyのサックスがふわっと気持ちよくはいってきた瞬間、とろけました(笑)。これもライブが始まるまでの準備運動(笑)をしっかりしたからだと思います。神楽坂ライブに誘ってくださって、そのあと打ち上げに呼んでくださったみなさんのおかげです。ほんとに私は大勢の人のおかげで今こうして歌えているんだなぁと思います。

ライブには、いろんなご縁でつながった大勢の方にいらしていただき、Nosのお二人の演奏もみなさんにたっぷり聞いていただき、私は、お二人のサポートで「もしかして私上手になったのかな」と錯覚してしまうような感じ(笑)で歌うことができ・・・。
いらしてくださったみなさんに喜んでいただくことができました。(と勝手に思い込んでます・・・笑)

そして今回はうれしい超サプライズがありました。
ライブ直前に、「もしかして、田坂さん、今日京都でライブしますか?」と、10年以上ぶりに昔の職場の仲間から連絡がきました。
あまりにも突然で、あまりにも久しぶりで、あまりにもうれしかったので、脳が大興奮(笑)。
私が15年ほど前、あるところでお仕事をしていたときにバイトできていた大学生だった女性からの連絡でした。彼女は大学卒業後、実家の滋賀県へ帰って、最初のころはなんどかメールのやり取りをしていましたが、そのうち疎遠になってしまって・・・。その当時、大勢のバイトさんと出会いましたが、とっても印象に残っていて、たまにどうしてるかな、と思っていた、そんな子でした。なので、連絡があったときは鳥肌が立ちました(笑)。
今回ライブには、東京でお世話になっているお店(渋谷モンキーフォレスト)の京都出身のオーナーNさんのご親戚の方が、Nさんのお声がけでいらしてくださったのですが、たまたまそのご親戚の方のうちの一人(Nさんのお姉さま)がライブ前に立ち寄った先で彼女に会い、「これからこんなライブに行くの」とチラシをみせてくださったことで、彼女が私の名前を目にした・・と。
なんという偶然!この日初めておめにかかるNさんのお姉さまが、私と直接出会う前に、彼女と私のご縁をつないでくださったのです。
彼女は滋賀県に帰ったあと、結婚して京都に住んで、京都で働いているとのこと。この再会、嬉しすぎて、ほんと、もう大興奮です。

そんなこんながあり、嬉しすぎる京都ライブ。
中学の同級生もたくさん来てくれて、今年京都で演奏をさせていただいたパーティで知り合った方も大勢いらしてくださり、またいつも応援してくださる京都組、東京からいらしてくださった東京応援隊のみなさん、ほんとに大勢の方にいらしていただいて、みなさんの優しいお心に本当に感謝しています。
なんとたくさんの方に私は支えてもらっているのか・・・

Andyとの共演を再び実現させてくださって、そして大勢の方々とのご縁のありがたさをあらためて感じさせてくださった、純さんには
本当に感謝しています。

感謝、感謝の京都ライブ。

ライブ終了後、いつもお手伝いをしてくれる親友のMagoと二人で打ち上げ。
二人でおいしいお酒を飲みました。
最後までお世話になりっぱなしの、幸せいっぱいのライブになり、東京を朝出発したとは思えないほど、いろんなことがあった、充実した一日になりました!

そして翌日に続く・・・



(2016.11)