ボサノバシンガー 田坂香良子 -KAYOKO TASAKA-

コラム

2016年6月24日&25日 奄美ツアー その1

またしても最高の奄美ツアーから昨夜帰宅し、いまだに余韻にひたりつつぼーっとしている私。
ホントに幸せな二泊三日でした!

今回ご一緒させていただいた、八木のぶおさんとは、メールを何度かやりとりさせていただいて、とてもいい方だとは思っていましたが、結局、出発前におめにかかることなく奄美へ・・・
なので、柄にもなく、ちょっと緊張しつつ奄美へ旅立ったのでした・・・

24日。
東京からの応援隊と一緒に奄美へ。
純さん、八木さんを含むバニラエア組はお昼過ぎに奄美到着。
そして私を含むJAL組は3時前に奄美へ。
空港を降りたら、夏!
心配していた梅雨は、(私たちのために・・・笑)31年ぶりに一週間も早く明け、青空が広がっていました。でも蒸し暑い!!!島の人たちにも熱中症がでたほどの暑さでした〜。
でも、心はウキウキ。暑さなんてなんのその!
ワッキーがいつものように空港までお迎えに来てくださって、夢紅へ。
私たちが、夢元さん、紅さんの懐かしい笑顔に迎えられ、夢紅に到着したら、昼ごはんもすませ、すっかりまったりしていたバニラ組と前日から奄美入りしていたKちゃんは、ここちよい潮風と美しい景色と純さんのギターにとろけていました(笑)
小一時間ほどまったりした時間をみんなと過ごし、海岸線をドライブし、美しい海、生命力あふれる山々を見ながら名瀬へ。
ホテルに到着後、急いで用意して、ロビーで集合。夕飯へ。
私はこのとき、バニラエアで奄美へ、その後直接ホテルで休んでいらしたのぶおさんと「初めまして!」のご挨拶。
思ったとおりの素敵な方でした。
夕飯はホテルの近くの素敵なカフェレストランで。
今回、私たちがブラジル音楽を演奏するということで、パルミットのサラダや、パルテウや、お肉と豆の煮込みなど、懐かしいブラジルの味も用意してくださっていて、そのお心遣いとおいしさに感動、感激、感謝!
その夕食の席で八木さんと隣同士でいろいろお話させていただきました。緊張しながら(笑)。
宴もたけなわのとき、今回、協賛してくださっていろいろご協力くださったご夫婦が到着。ご夫婦を加えてみんなで楽しくおいしく心のこもったお料理の数々をいただきました。
食事が終わったら、近所のライブハウスへ移動。
「前夜祭で、東京からの応援隊といっしょにライブハウスで楽しみましょう、リハのつもりで演奏もしてください」と言われていたので、そのつもりでライブハウスにいったら、常連のお客様もたくさんいらして、なぜかすぐに本格的ライブに(笑)。
八木さんと打ち合わせをする間もなく、譜面をお渡ししただけで演奏が始まってしまいました。だって、純さん、さっさと一人でステージ上がって用意し始めるんだもん。そして、私が慌ててマイクを持ったら、のぶおさんを呼び込み、あれよあれよという間に演奏が始まってしまい・・笑。
でも、いきなりのぶっつけ本番にもかかわらず、気持ちのいいところで、気持ちのいいハーモニカの音が入ってきて、私は思わずとろけるところでした(笑)。いや〜、さすがです。
純さんとのぶおさんにすべてを任せ(笑)、私は気持ちよく歌わせていだきました。
MCで「のぶおさんはハーモニカ一筋、もう何年くらい演奏されているのですか?」と聞いたら、「かれこれ82年です」という、なんともお茶目な返答!夕食のとき緊張してお話しをしていたのに、MCでこんな会話になるとは(笑)。一気に緊張がほぐれました(笑)。
まったく初めて合わせる曲、というか、初めて歌う曲もあったのですが、そこは「いぶし銀のお二人」のおかげでなんとか無事に歌えました。
それにしてものぶおさん、さらっと冗談をおっしゃるので、そのセンスの良さに感動しました。ただ、その冗談を本気にされた素直なお客様がいらっしゃったのが、おもしろかったです(笑)。「すごいですねぇ、82年も」って(爆)

2ステージ終了後、遊びにきてくださっていた地元のミュージシャンで、前に奄美ライブでもご一緒させていただき、またのぶおさんと一緒にCDを録音された、榊義弘さんが一曲歌ってくださって、一同感激!そのあと、なんと、翌日のライブ本番でオープニングアクトで歌ってくださるNanaのお二人が奄美の島唄を歌ってくださって、これまた一同感動!!!
いやいや、感動の嵐の前夜祭ライブでした。
お昼前に東京の家を出たとは思えない、充実した一日。
ライブ終了後はホテルに戻って就寝。
でも、脳が興奮してなかなか寝付けませんでした(笑)。

次に続く・・・




(2016.06)