ボサノバシンガー 田坂香良子 -KAYOKO TASAKA-

コラム

2014年10月奄美ツアー

6年ぶりの奄美。
今回は東京から純さん、川満さん含め総勢10名で奄美へ。
純さんたちは一足先に成田からバニラエアで午前中に奄美へ。
私、他3名はちょっとゆっくり目に昼ごろのJALで羽田から。
このバニラエア、奄美好きには涙がでそうなほどうれしい格安航空。今年から飛び始めました!
ただ、成田発でしかも朝が8時台の出発・・・
朝が弱い私は断念してJALで行ったのでした・・・

いつもお世話してくださるワッキーの笑顔に迎えられて奄美での夢のような日々が始まったのが金曜日の午後3時。
先に到着していたバニラ組と、2日目のライブ会場でもある「夢紅」で合流。
「夢紅」は6年前よりバージョンアップして、きれいに建て替えられ、そして2階はパラダイスインという宿泊施設になっていました。そして、夢紅の裏庭は・・・
6年前と同じ大きなガジュマルと静かな海で私たちを迎えてくれました。
夢紅のオーナー、夢元さんと紅さんご夫婦の笑顔も6年前のまま。
おおきなハグで私を迎えてくださいました!

再会を喜ぶ間もなく、すぐに出発。
もうすっかり奄美ファンになってどっぷり奄美の虜になってしまっているバニラ組のみんなと、あっという間に奄美の虜になったJAL組のみんなで、2台の車に分乗して、名瀬にあるライブハウス「アシビ」へ。

アシビでは、PAさんに「おかえりなさい」という超うれしい言葉をもらって、思わずPAさんを抱きしめてしまった私・・。
迷惑だったかもしれないけど(笑)

そして、純さん、フルートの川満さんと一緒にサウンドチェック→ラジオ出演→軽く食事→ライブ・・・

奄美に到着後、あわただしく時間が過ぎて行ったけれど、とにかく私はシアワセでうれしくて、涙が出そうでした。

ライブには大勢の方にいらしていただき(満席でした・・)、いらして下さったみなさん、そして集客に奔走してくださったワッキーさんはじめみなさんに感謝の気持ちを込めて、そして大好きな奄美に念願かなってやっとまた来ることができた幸せをしみじみ感じながら、奄美の皆さんの前でブラジルの曲をいっぱい歌いました。

ステージの合間にはお客様といろいろおしゃべりもして・・・。

2ステージ目はワッキーのお友達のお嬢さんで、シンガーソングライターとして活動している桃子ちゃんの素敵な歌で始まり、そのあとまた私たち3人でブラジルの曲を。
最後はお客様も巻き込んでMas que nadaで終わりました。
アンコールもいただき、感動と興奮の奄美一日目が終了。

と、おもいきや!

ライブ終了後、宿泊場所である倉崎海岸にあるワッキーのお友達の別荘へ行って新たな感動と興奮の嵐!!(笑)。
テレビで見る海外セレブが持っている別荘のような別荘!
屋上にはジャグジーまであって、目の前は砂浜。
目の前に海が広がるリビングにはピアノがあり・・・
これは夢??現代版竜宮城???
って感じ。
感嘆の声をあげつつ部屋を探検!

その竜宮城で軽く打ち上げをして、せっかくだから夜の海をみようとみんなで別荘の目の前の海岸へ。
聞こえるのは、波の音と虫の声だけ。
そして空には満点の星!
昼間は曇っていたのに、夜になって晴れて、星がまたたいていました。
海岸にみんな寝転がってプラネタリウムのような(笑)星空観賞。そして流れ星・・・
あまりのことにみんな歓声を上げたり、逆に言葉を無くしたり。
そしてどこからともなく(笑)、ギターの静かな音が・・・
純さんがやさしくギターを奏で・・・。
あ〜、これ以上の幸せはない・・・

しばし今までの人生の悲しみ、苦しみを忘れ(笑)、幸せにひたっていました。たぶん、みんなもそうだったと思います。

1時間くらいの星空観賞のあと、別荘にもどって興奮冷めやらずに、でも次の日もあるので、就寝・・・

幸せが盛りだくさんな一日目が終了しました。

(2014.10)