ボサノバシンガー 田坂香良子 -KAYOKO TASAKA-

コラム

東海〜関西ミニツアーレポート その4

3日目は朝10時に集合。お父さんは運転、息子は助手席、そしてお母さんは荷物と一緒に後部座席、というスタイルは変わらず、豊橋に向けて出発!
道中、幅広い話題、起伏にとんだ(?上から下まで??笑)会話を楽しみ、途中回転寿司を食べに行ったりして一家団欒(笑)、のどかな疑似家族旅行・・・
夕方Avantiに到着して、本来の姿にもどって(笑)セッティング&リハーサル。
楽屋に豊橋在住フラメンコギタリストの若者(これまたイケメン)が現れ、すばらしいフラメンコギターを披露してくださり、一同感激。
さっそく露木君と彼は若者同士意気投合、ぜひ一緒に、ということで曲を選んでデュオで一曲演奏。若いイケメンギターデュオの演奏におばさん、うっとり(笑)
「今日はほかにもミュージシャンが来てくれているので、ライブは3部構成にして、最後のステージはみんなで楽しみましょう!」ということになり、ますますライブが楽しみに!!
開始時間には、今回プロデュースしてくださった黒野さんはじめスタッフの方、サポーターの方々のご尽力により、ほぼ満員のお客様。
本当にありがたいことです。
ギター好きのお客様が多かったようで、純さん&露木君のデュオをみなさんとっても熱心にきいていらっしゃいました。途中から私も参加してなごやかな感じで1、2ステージ終了。3ステージ目は、フラメンコの若者、そして、尺八でジャズを演奏する方、そのほかパーカッショニストが登場して、なんとも盛りだくさんなライブ。豊橋も強者多し!!

それにしても「音楽」というのは、本当に「音」を「楽」しむものですね!
「数学」や「科学」のように、「音学」ではなく「音楽」という漢字をあてはめた人はエライ!!!

夜は、サポーターの方のお家にお世話になって、初めて伺ったお家ですっかりくつろいでしまった私たち。
そのご夫婦のお子さんは3人とも音楽家で、「ミュージシャンというのは、だれかのサポートが必要だということがよくわかっているから」ということで今回も私たちの面倒をみてくださいました。
みんなでいろいろ話をしている中、お父さんの音楽に対する熱い想いをひしひしと感じ、こういう温かいお気持ちのおかげで私たちは演奏を続けられるんだなぁ、としみじみ思った私。
Nさんご夫婦には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

いろんな方の暖かい思いを胸に、シアワセにつつまれて豊橋の夜はふけていったのでした。



(2012.04)