ボサノバシンガー 田坂香良子 -KAYOKO TASAKA-

コラム

初韓国!その1

私にとって、ブラジルは遠くて近い国。
そして、韓国は近くて遠い国・・・でした。先週までは。
でも今は、韓国は近くて近い国!
韓国の虜になりました。

6月25日から二泊三日で韓国に行ってきました。
初めての韓国。そして、初めての海外でのお仕事。
今年の上半期を締めくくる、私的大イベントでした。
釜山から車で2時間くらいのところにある造船の街、巨済島で、日本企業とブラジルの石油公団が共同出資して造った船の進水式があり、その前夜祭で歌うというお仕事でした。パーティに参加されるのは、日本、ブラジル、アメリカ、韓国からの方々なので、MCは英語で、と言われていたので、もう、出発の2週間くらい前から緊張(笑)。

出発当日。
前日の最終の新幹線で神戸から帰宅し、ベッドに入ったのが2時前。でも興奮してなかなか寝付けず、超睡眠不足で5時に起きて羽田へ。なんか、すごく売れっ子のような気分でうれしかったけど(笑)。
空港で今回のパートナー、長澤紀仁さんと合流し、7時半発の飛行機で福岡へ・・・。
の、はずが、計器の故障とかで1時間半以上飛行機は動かず・・・
無事福岡に着いたものの、福岡からの乗り継ぎの便は飛び立ったあと。
せっかく早起きしたのに、結局2時間ほど待って次の便で釜山へ。
実は、朝、空港へ行く途中、車で鳩を轢いてしまったのです。鳩の呪い?!
内心、かなり不安をかかえながら、飛行機に乗り込む私。
でも、なんの問題もなく(よかったぁ)、飛び立ったと思ったらもう到着(笑)。福岡から釜山は近い。近すぎです。
釜山に着いたら迎えのドライバーの方が来ていて駐車場へ。周りはハングル文字ばかり。車のナンバープレートもハングル文字。とっても不思議な感じ。きっと、外国の人が日本に来て車のナンバープレートをみたら同じように感じるんだろうなぁ、と思いました。
なにしろ、私も長澤さんも初韓国。みるものすべてが新鮮!
駐車場でおもしろかったのは、ドライバーのおじさんが車をどこに止めたかわからなくなって、探し回りながら、私のほうをみて、困った顔をしたこと。私に聞かれても・・・笑。
でも、まあ、なんとか車が見つかり、巨済島へ。


(2009.07)