カタルシス〜恋をなくした人へ〜
泣きたい時は、泣いた方がいいといいます。
涙がすべてを流してくれるから。
ギリシア悲劇は心を浄化するためにうまれたものらしい。
心理学用語でカタルシス・・・・
一般には、「カタルシスがある」とか「カタルシスがない」というように、「心に訴えかけるもの」という意味で使われているらしいけど。
好きな人と別れるのは本当につらいですよね。
失って初めて、その人がかけがえのない人だったってわかったりしたら、なおさら。
人は出会うべくして出会い、別れるべくして別れる。
運命って最初っから決まってるらしい。
あるがままを受け入れる。
出会えたこと、過ごした時間は決して自分にとってマイナスにはならないはずだから。
と、自分に言い聞かせても、心の奥にある悲しみの固まりは消えることなくますます重さが増すばかり。
そういうときは、涙を流して、おもいっきり泣くのがいいみたい。
涙と一緒に悲しみが少しずつ、少しずつ、こころの奥から溶け出して、楽にしてくれるから。
そして、流れてしまった後にぽっかりあいた穴。
その穴をうめるのは、新しい恋!
そう簡単には見つからない?そうかもしれないし、そうじゃないかも。
恋は突然・・・・・
十字路という歌があります。
元はポルトガル語ですが、意訳するとこんな感じ。
傷ついた者同士がふと出会う。
もしかしたら、愛が突然やってきたのかも。
想いの届かない人を愛したり、愛を理性で語ろうなんてバカだった。
新しい恋に身を任せてみよう。
そうすれば、悲しみを消せるかもしれないから。
たぶん、世界中の人が男性、女性を問わず、同じ経験をしてきているのだと思います。
そして、心を浄化した後には・・・・・
前よりもっとキレイな花が咲くことでしょう。