ブラジル旅行記〜リオでの一日目〜
"minha alma canta〜♪"
心の中でジェット機のサンバを歌いながらガレオンではなく、サントスデュモン空港へ!
コルコバードのキリスト像、あんなに小さかったっけ、あ〜、やっぱりグアナバラ湾は美しい・・・と18年ぶりのリオの風景をみながら、今度は18年ぶりに来たことを実感しました。
空港で、リオ市内観光中の加々美さん一行と合流し、今回、どうしても行きたかったサンバの発祥地、ヴィライザベルへ!
歩道に音符が書かれていて、ノエルホーザが今にも動き出しそうな像があって・・・
加々美さんから聞いていたあの景色が実際に目の前に!
感動!
出発直前にデジカメが壊れていることが発覚し、あわてて買った写ルンです、で写真を撮る。さすがのブラジルでも写ルンです、はちょっと恥ずかしかった(笑)。
楽譜の歩道を歩き、街角のレストランで昼食。
ポルキロ、といって、お皿に好きなだけとって、取った分だけの料金を支払うというシステムのレストラン。これまた懐かしかった・・・・
カイピリーニャを飲み大満足。
そのあと合宿先のコパカバーナの家へ。
3階建てのアンティックな(笑)家で、一人部屋を用意してもらって8人の共同生活開始!
夜は早速、7人の女性のうちの2名の若者と3人でlapaにあるライブハウスへ!
最近話題の"Estrela da lapa"というお店で"Galo Canta"というバンドのライブ。
lapaに着いたら、とにかく人で溢れていて、車も途中で通行止めになっていて・・・
本当にいたるところ、人、人、人!
そして、いたるところに警官とパトカーが・・・
警官がいるから、とっても安全になったと加々美さんから聞いていたけど、本当にそうかも。でも、警官がいるから安全っていうのも、日本の感覚からいうとおかしな感じ。だって、あれだけの警官が六本木にいたら、逆に「何があったんだろう」って思ってしまうもん(笑)。
ま、とにかく、その人ごみの中、無事にお店に到着。
若い二人を連れている保護者の気分(笑)。
店の中は熱気ムンムン。そして、老いも若きもサンバを踊りまくり。動く動く足と腰!(笑)
みんなすごい!カッコイイ!
こんなことならサンバの特訓をしてから来ればよかったと後悔の念。まあ、特訓しても踊れてたかどうかは別だけどね。
バンド”Galo Cantou”は若手のグループで、ギターとカバキーニョと打楽器隊。メインボーカルはいるけど、みんな歌うというバンド。
ほぼ1時間半、歌いっぱなし。
o amanha, tristeza, alguem me avisouなどのサンバやflor de lilisなどのMPBも。
すごいなぁ、と思ったのは、お客さんも歌いながら踊ってること。曲によっては大合唱。サンバはやっぱりブラジル人の体の一部なんだなぁ、としみじみ思った次第。
夜中2時ごろまで楽しく踊り、無事帰宅。
そして、またまた時差のため眠れぬ夜を過ごすのでした・・・・
(2009.04)