ボサノバシンガー 田坂香良子 -KAYOKO TASAKA-

コラム

ブラジル旅行記〜サンパウロ到着、そしてリオへ〜

16年ぶりのブラジル。
出発前、とにかく落ち着かず、飛行機に乗り遅れたら大変と、出発の4時間前に成田に到着(早すぎ・・・笑)。
道中一人で大丈夫かなぁ、ニューヨークの乗り換えは大丈夫かなぁ・・・と思いながら搭乗。
でも、不安に思っていたのは私だけじゃなかったようで、たまたま隣に座ったブラジル人女性、私の後ろに座っていた日本人の若い男の子も同じように一人不安旅(笑)、ということが機上で判明。3人で仲良くブラジルまでの長旅を運命共同体のように過ごしました。結構楽しかった!
そして、サンパウロ到着。空港には懐かしい友達の顔が!
う〜ん、いよいよ16年ぶりのブラジルだぁ!
でも、意外と実感がなく・・・
16年前の日々と、到着した日がそのまま繋がった感じで、とっても不思議な感じ。
ホテルに到着後、少し休んだあと、日本で知り合った、ブラジル在住日本人歌手、青木カナさんと会って、お昼をご馳走になったあと、楽器やさんに行って欲しかったソングブックを持てるだけ買い、CDショップに行ってカナさんお勧めのCDを次々とカゴにいれ、いきなり両替したお金を全部使い果たす(笑)。
夜は、懐かしい友達と食事。これまた不思議な感じ。
16年前が先週のように感じられるのに、目の前にいる友達のパートナーや子供たちは、あの頃にはいなかったんだ、と思うと、年月は確かにたっている・・・
本当にヘンな気分でした。
その後、ホテルの近くのバーでMPBのライブを聞いて充実したブラジル第一日目が終了。
時差のため、眠れぬ夜を過ごし、翌朝はホテルの朝食。
ゴマのかかったフランスパン、ライムをかけたパパイヤ、ケージョミナス(生チーズ)、ゴイアバーダ(グァバの羊羹みたいなもの)、パォンジケィジョ、カフェコンレイチ(カフェオレ)・・・
ブラジルに来たんだ!となぜかやっと実感できました。
感覚にも時差があるのか?!
懐かしいブラジルの朝食後は、18年ぶりのリオへ!!
少し興奮気味にサンパウロを出発!

(2009.04)